勝ってた時ぐらい語らせてくれ(前編)
関東で1番印象に残ってるCSの話を
いやこいつ勝った話しかせんやないかーーーいって思う方
パチンカスが負けた話してるとこあんま見ないよね?
つまりそーゆーこと
長くなるので予選と本戦で分ける
あれは寒い日のこと
俺が関東に来て4回目のCSだった
1人CSにもだんだん慣れてきた頃、俺は赤白バイクを握るつもりだったが、どうも勝てるビジョンが見えない
ここでコチョウとおんぷとの3人のグループで相談した結果、使い慣れたドロハンを握ることに(当時はガロウズ殿堂前)
コチョウの助言により、ジャバランガループに少しでも対抗できるようにとクローチェを投入
そしてバスターに走られてそのまま負けるのがゲロを吐くレベルで嫌いなため、オリオティスジャッジを怒りの4積み
組み上げた当初の俺は
(これで本当に勝てるのか?)
と、正直自信が持てなかった
その時握った構築がこちら
そして迎えた本番
2度目の南越、前回来た時に注目していたプレイヤーが数名来ていた
緊張しながら1回戦目が始まる
1回戦 クローシス墓地
ここでまさかのオリオティスとクローチェ大暴れ
ハンデスしながら相手の墓地を0にし、何も出来ないようにする
ようやく対面の墓地が6以上たまり、クロファを投げれる時だった
相手「G0、クロスファイア召喚」
俺「じゃあ、オリオティス効果で山札の下へ」
相手「え!?!?」
危なげなく勝利
その隣で、前回俺を準決勝で倒したACEさんが赤黒バスターにスマッポン踏んで屈してるのを見た
「いいぞ、ここでコケといてくれ」
という気持ちと
「リベンジしたいからここで負けないでくれ」
の2つがあった
2回戦 赤緑モルトNEXT
(あぁ.......さらば俺の南越CS.....)
しかし、相手はブーストを引けない事故
対面のマナは6で手札0
相手「ドロー!.....チャージしてターンエンド!!」
マナに置かれたカードを見た
7マナにしたかったのか知らないが、ドロハン対面でジアースを置くのはまずくないか?
返しのターン、かいみ〜電流走る
(次のトップはモルトNEXTだ!!)
俺の直感がなぜかそう感知し、リバイヴからヴォルグを投げる
今日はキてる日なのかもしれない
返しの相手のトップはメンデル
マナチャージでターンエンド
そしてかいみ〜、ここでまたしても電流走る
「マナと墓地見ていいですか?」
バトクロスバトル4見え
俺の場にはヴォルグサンダーのみ
俺「ヴォルグでWブレイク!!」
メンデル打つも間に合わず勝ち
終わった後、事故っただのクソだの対面がめっちゃ暴言吐いててじゃあNEXT使うなよ以外の感情がなかった
3回戦 青黒ハンデス
対面にブレタ連発されて手札なくなり、リソース稼ぎに完全に失敗した
相手の場にはヴォルグとカマスとダイス
(あぁ.....さらば俺の南越CS.....)
相手「ヴォルグでプレイヤーアタック時、侵略デッドゾーン」
謎のTブレイクにより、トリガーダイスで形勢逆転
そこから手札と盤面にジワジワ差をつけてヴォルグ投げまくって勝ち
4回戦 赤黒カウンターバスター
ここで初手に2積みのオリオティスを両方引けるプロ
この対面の立ち振る舞いがめちゃくちゃ面白かったのだが、それはまた別の機会に(機会があれば)
難なく山切れで勝ち
5回戦 ジャバランガループ(みれう)
ついにあたってしまったジャバランガループ
山に1枚しかないクローチェを気合いで引かなければならない対面
3t目
「ブレインタッチ。1ドローします」
大興奮しながら4tパクリオ
相手の手札にはサイバーチューン、ホーガンブラスター、サソリムカデ
サイバーチューンとホーガンブラスターの2択
サイバーチューンを選び、もしホーガンブラスターでサソリムカデやらを捲られればそれでゲームエンド
しかしホーガンブラスターを埋めてもサイバーチューンでまた手札が入れ替わってしまう
俺は悩んだ末、サイバーチューンを埋めた
ホーガンブラスターで捲られて負けるなら、俺は所詮そこまでの男だったと割り切った
そして迎えたみれうの5t目
もちろんホーガンブラスターをキャスト
捲れた札は
ひとまず胸をなで下ろす
返しにブレタを打ち、クローチェをキャスト
あとはガロウズでクローチェ戻しながらグルグルしてパクリオでループに必要そうな札(実はジャバランガループのループ方法を知らない)を埋めまくってヴォルグで勝ち
当時は勝利数が同じ場合、残っていた盾の枚数が多ければ多いほど本戦に上がれるシステムで、俺と対面した青黒ハンデスの人とジャバランガループのみれうは俺のパクリオで埋めまくった盾のおかげで予選上がったっていうちょっと面白い話
「予選全勝、かいみ〜さん!」
1位通過で上機嫌な俺に、1人の男が声をかける
「また予選全勝っすか?(笑)」
前回のCSで俺を準決勝で倒した、ACEさんだった
彼も予選突破を果たしていた
「今度は決勝でやり合いましょうw」
この言葉がフラグではなく、現実に起こることになるとは思ってもいなかった
後編へ続く